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京都の節分行事
(八坂神社の舞妓さん豆まきと壬生寺の狂言)を観光

節分と言えば、恵方巻きの丸かぶりがすっかり定着してきましたね。夕飯担当の身としては、献立を考えなくていいので、少し嬉しい日でもあります。さてそんな節分の日ですが、全国各地で豆まきなどが行われているように、京都の神社・仏閣でも様々な節分行事が行われています。今年は土曜日だったので、ちょっとお出かけしてみることにしました。

八坂神社の舞妓さん豆まき

まずは祇園の八坂神社へ。ここは舞妓さんや芸妓さんが奉納舞踊をした後に豆撒きが行われます。ネットで調べたところ、11時から16時まで1時間毎に行われているようです。そこで13時からの祇園甲部歌舞会の回を目指して家を出ました。

時間に余裕を持って出かけたつもりでしたが、休日の四条通りは人が多い!なかなか前に進むことができず、なんとか13時前に神社に到着しました。ある程度は覚悟していたのですが、ものすごく混んでいます!「初詣!?」と思うくらいの人出です。屋台もあり賑わっています。

その人ごみをかき分けなんとか舞台に近づきます。神様に奉納されるのだから、神殿と舞台の間が正面かなと予想して待ちます。しばらくすると舞妓さん達がやってきました。かわいいです!お人形みたいです。写真に収めたくなります。でもみんな考えることは同じです。踊りが始まった頃から一斉に両手を上げて撮影会が始まりました。私もなんとかスマホやタブレットの隙間をぬって数枚撮影しました。


そして踊りの後に豆撒きが始まります。舞妓さんと一緒に年男・年女の方々も参加して撒いていらっしゃいました。福豆を授かりたいのですが、年男の方もご年配で飛距離が出ません。福豆はほぼ前列で待機することをお勧めします。またはその場で景品が当たる福豆が300円で授与されていました。こちらもかなり賑わっていました。

壬生寺の狂言

さて奉納舞踊と豆撒きが15分程で終わったので、次の目的地に向かうことにしました。次は壬生寺です。ここでは壬生狂言の「節分」という演目が13時から1時間毎に8回上演されているようです。八坂神社からは、四条通りを西へ向かったところにあります。急げば14時の上演に間に合いそうなので、八坂神社を後にします。

ところが壬生寺まで歩ける距離なのですが、人が多いので思うように進めません。バスもあるのですが、もちろん道路も渋滞しています。そこで電車に乗ることにしました。壬生寺にも14時までになんとか到着しました。

壬生寺も屋台がたくさん出ていて賑わっています。こちらも初詣かと思うくらいの人混みです。狂言の列を発見しました。なんだか空いています。案内の方が「ただ今15時からの上演の案内をしております」とメガホンで言っている声が聞こえてきました。

なんとこれから1時間待ちです。ここに来るまで知らなかったのですが、狂言堂の前に観覧席があって、各回入れ替え制で見るようなのです。演目は40分だそうです。どうしようかと思いましたが、この機会を逃したら一生見られないだろうと思ったので、とりあえず大きな建物の前に並んでみます。

観覧席では撮影禁止という看板が大きく掲げてあります。先程の八坂神社の様子を考えると、その方が集中して見られるような気がします。そして寒空の下で14時40分まで待ちます。ようやく大きな建物の扉が開き、大勢の人々が降りてこられました。

全員が退出された後、いよいよ建物の中に入ります。階段を登り終えた建物を抜けると、奥に階段状に並んだベンチが見えます。そして正面のベンチからどんどん席が埋まっています。これから立見で40分は辛いので、急いで空いている席を探します。よく見ると左側は空いていたので、左手の前列に座ることができました。

この狂言はセリフの無い無言劇でしたが、身振り手振りでわかるように作られているので、狂言のことを知らない私でも楽しめました。中でも変装した鬼が女と一緒に小槌を振って着物を出すシーンが面白かったです。小槌を振る時は遠慮がちな女が、着物が出てきたら手を差し出し欲しがるところに、女の性を感じました。それから変装した鬼が酔い潰れてしまい、女が着物を剥がして正体がばれるシーンでは、女の驚く様子に笑いが起きていました。

防寒対策は重要

終わった頃にはすっかり体が冷え切っていましたが、年に一度しか見られないものが見られたので、楽しかったです。
今回は2カ所でしたが、節分行事は京都のあちこちで行われているので、1日で何カ所も福豆を拾いに行くことなどもできると思います。こんな京都観光も面白いですよ。
でも一年で一番寒い時期なので、防寒対策はお忘れなく。

(今回はスタッフJさんのレポートでした)

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